毎年恒例となった椿まつり
今年も松江市内にある民芸の店ささきで
草月流の先生が作品を生けられていました

入口には鉄の器に紅白の椿が生けられています
柳の線が椿の塊に溶け込むことで動きが出ています

お店の商品のランプシェードとあわせてあるのはアオモジ
ランプシェードのまるい模様とアオモジのツブツブ感が響きあい
作品も音符を彷彿させます

とても大きく存在感のある器のボリュームに
負けることなく存在感を出しているのはリュウゼツラン
そこに一輪の白く凛とした椿が入ることによって
お互いの存在感を際立たせています

テーブルの上は黄色と白で春の装いです

古民家で使われていた格子を利用した作品は
見る角度によって作品の趣きが異なって見えます
格子越しに見える椿は、いにしえの宮中の逢瀬を彷彿させます

横から見るとこんな感じです
正面と側面からの視線をを意識して生けられた作品ですね

こちらも春を感じさせる作品です
雪やなぎのやわらかな線と明るい色の花たちが
あたたかな風をはこんで来てくれそうです

こちらの作品は、後ろの器をあえて使わず
かごを器として作品が生けられています
真っ白でシンプルな器をバックに使うことで
バックも含めてひとつの作品とされているのですね

大きな器に負けないほどのボリュームで生けられた椿なのですが
花自体はよく見るととても小さく上品な椿です
うしろに黄色いサンシュユが入れられることによって
ボリューム、奥行き、そして椿だけでは出しにくい華やかさが
作品にプラスされています

ガラスのひな人形の横には
ひな人形のジャマにならないように
白い椿が生けられていました

こちらの器にはやぶ椿でしょうか
器の色、カタチに、椿の赤・葉の緑が印象的です
シンプル イズ ベストという言葉は
この作品にピッタリですよね

この日はカメラを持ち合わせていなかったため
スマホでの撮影になってしまいました
途中、ピンボケ等でお見苦しい写真があるかもしれませんが
ご勘弁を!
梅の花もずいぶん咲いてきました
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